戦時期から復興期にかけての東京の通勤圏の拡大に関する制度論的考察-住宅市場の変化・転入抑制および通勤手当の普及の観点から-
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埼玉大学教育学部地理学研究報告 24号,2004年,1-26ページ
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谷 謙二(埼玉大学)
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論文構成
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I 序論
1.問題の所在
2.戦時期~復興期当時の状況
3.制度面への着目
II 人口の変化と通勤圏の拡大
1.人口の変化
2.東京都区部の通勤圏の拡大
III 地代家賃統制令による住宅市場の変化
1.戦時期の住宅不足
2.戦災による住宅の焼失と持家の増加
IV 転入抑制と都市計画
1.転入抑制
2.転入抑制と都市計画との関連
V 通勤手当の普及過程
1.復興期における東京都区部への通勤者の増加
2.戦後の通勤手当の普及
3.戦時期の通勤手当の普及
VI 結論
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