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谷謙二研究室(埼玉大学教育学部 社会科教育講座 人文地理学)



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HOME > いろいろ > 地球儀の作成
 
安くて簡単、地球儀の作製
 
なぜ地球儀?
紙の世界地図では、地球の正しい形を知ることはできません。地球儀は地球をそのまま縮小したものなので、地球の国の位置関係や大陸の大きさなどを正しく理解することができます。

 近年では、Google Earthのようにパソコン上で見る地球儀もありますが、やはり世界を大観し、手で触れることのできる地球儀は教育上も効果的です。

 社会科や地理の授業、図工、算数、理科、また夏休みの自由研究などで作ってみて下さい。市販の地球儀もいいですが、自作の地球儀を使って、いろいろ作業してみると楽しいですよ。

完成品
右側の机の上は、大きなものは市販の学習用地球儀、小さなものは100円ショップ(キャンドゥ)の地球儀(英語表記)です。
上から吊されているのが自作の地球儀です。写真は直径6〜10cmで、使用するボールの大きさに合わせて調整できます。

準備
ボール ボールの上に舟型多円錐図法による世界地図を貼り付けていきます。
 ボールの素材は、ピンで刺して距離を測る場合は柔らかめのプラスチックボールがいいでしょう。見るだけなら発泡スチロールが適当です。
 大量に作る場合は、100円ショップ(ダイソー)で10個入りで売られているプラスチックのカラーボールが安上がりです。
ラベルシート 貼り付ける舟型多円錐図法による世界地図は、下からダウンロードしてプリンタで印刷します。
 ノリで貼り付けるのはたいへんなので、シールになっていて、切れ目のないノーカットタイプのA4ラベルシートに印刷します。
ピン 距離をはかったり吊したりする場合に使用します。100円ショップで100個入りなどが売られています。
ヒモ 距離や方位を測る場合の距離尺として使用します。ビニールヒモなら裂いて細くして使用します。
その他 パソコン、プリンタ、はさみ、ペン、セロファンテープも使用します。

ダウンロード
舟形多円錐図法の地図(必須)
  funagata.doc

作製手順
ボールの円周の長さをヒモを使って測ります。
上の舟形多円錐図法の地図をダウンロードして、地図画像の幅をボールの円周の長さに設定します。
設定したらラベルシートに印刷して、2枚を切りわけます。
ヒモを地図上に置き、1/4(3枚分)ずつヒモにペンでマークをつけます。
地球の円周は4万kmなので、1目盛り1万kmとなります。
ヒモの末端をセロファンテープでとめます。
ヒモを利用して、ボールの赤道上に1/4ずつペンでマークをつけます。
北極点と南極点にもマークをつけます。
ラベルシートに印刷した地図を1/4(3枚)ずつ切り取り、ボールのマーカーに位置を合わせて貼り付けていきます。
しわができますが、つぶして滑らかにしていきます。
完成です
ピンをヒモを通して任意の位置に刺せば、そこからの最短距離を測ることが出来ます。
ピンをテープを通して任意の位置に刺せば、そこからの最短距離を測ることが出来ます。
また、最短距離を結んだ状態で、南北を垂直にして出発地点を正面から見れば、方位がわかります。

授業で使用する場合
 授業で地球儀を作製する場合の参考に、私の例をのせておきます。この授業では、90分1コマで、作製からミラー図法の世界地図との比較、距離や方位などの測定を行います。TAなしで可能です。

 教員は授業前に次のような準備が必要です。学生には前の時間にハサミとペンを持ってくるように連絡しておきます。

・人数分のボール、ピン
・人数分の印刷した舟形多円錐図法世界地図、ミラー図法の世界地図
・ボールの円周の少し長めに切ったヒモ
・人数分のワークシート
・セロファンテープ
・予備のハサミ、ペン
・ゴミ袋

ワークシート(90分授業で使用する場合の生徒用ワークシート)
  map_worksheet.doc

ミラー図法の世界地図(地球儀との比較で使用)
  miller_worldmap.doc

作製説明(90分授業で使用する場合のパワーポイントファイル)
  globe.ppt

世界地図ソフト「PTOLEMY」
地名入りの舟形多円錐図法の地図を作りたい場合や、いろいろな投影法で世界地図を作りたいときは世界地図ソフト「PTOLEMY」が便利です。
WORDファイル中の画像もこのソフトで作成しています。

ご意見、ご感想等
地球儀作成に関して感想・コメントなどありましたら、プログのコメント欄にお願いします。